1ヶ月近くiPad mini 6を使ってみて実際にどうだったのか、iPad mini 5も発売当初から使い続けたiPad miniユーザーとして比較してみようと思います。第5世代から乗り換えるべきなのか、第5世代の中古を狙うか新品の第6世代を買うか?iPadは欲しいけれど、どのモデルにするか悩んでいる人など参考にしてみて下さい。

iPad miniは第5世代だけでなく、第1世代からずっとメインタブレットとして使い続けてきているので、ミニタブレットとしての感想も含みます

スペック

  iPad mini 6iPad mini 5
  Wi-FiWi-Fi + CellularWi-FiWi-Fi + Cellular
チップA15 BionicA12 Bionic
容量64GB / 256GB64GB / 256GB
サイズ高さ195.4mm203.2mm
134.8mm134.8mm
厚さ6.3mm6.1mm
重量293g297g305.5g308.2g
ディスプレイ8.3インチ
Liquid Retinaディスプレイ
2266 x 1488ピクセル / 326ppi
Apple Pencil 第2世代に対応
7.9インチ
Retinaディスプレイ
2048 x 1536ピクセル / 326ppi
Apple Pencil 第1世代に対応

画面サイズ

第5世代から第6世代で一番の変更点はホームボタンが廃止されたことによって、ディスプレイサイズが大きくなったことだと思います。7.9インチから8.3インチと0.4インチ大きくなっただけですが、iPadの中では最小サイズのディスプレイなので、少しの変更でもかなり大きくなったように感じます。

iPad mini6とiPad mini5の比較
左が第6世代iPad mini、右が第5世代iPad mini

高さが7.8mm小さくなったにも関わらず、縦画面の表示領域が218ピクセル増えているので、ウェブサイトを見ても表示出来る情報量がかなり増えています。逆に幅は大きさは変わっていないけれど、ベゼルが少し広くなったので48ピクセル狭くなっているのですが、そんなに気にならない程度です。

iPad mini6とiPad mini5の比較
左が第6世代iPad mini、右が第5世代iPad mini

幅の表示領域が狭くなったことでのデメリットが実は少なくて、横置きで動画を見ると上下に帯が出来てしまうので、この帯部分が減ってしまうだけなので、アニメを見ても高さ(横にした場合には横幅になりますが)が増えたことで表示が一回り大きくなっているので、ちょっとだけ迫力がでました。

iPad mini6とiPad mini5の比較
左が第6世代iPad mini、右が第5世代iPad mini

Youtubeだともっと差が分かりやすいかも。明らかに第6世代の方が大きくて表示されています。

iPad mini6とiPad mini5の比較
左が第6世代iPad mini、右が第5世代iPad mini

見開きで漫画を開いてみても、第6世代の方が少し大きいくらい。

iPad mini6とiPad mini5の比較
左が第6世代iPad mini、右が第5世代iPad mini

縦置きで漫画を1ページのみ開いた状態でも、第6世代の方が大きく表示されます。

iPad mini6とiPad mini5の比較
左が第6世代iPad mini、右が第5世代iPad mini

残念ながら横置き時のウェブ閲覧に関しては、ウェブページ縦側の表示領域が減ってしまうので、第6世代の方が情報量は減っています。全体的な表示は大きく表示されるようになったので見やすくはなりました。

iPad mini6
第6世代iPad mini
iPad mini5
第5世代iPad mini
iPad mini第6世代iPad mini第5世代
116mm120mm
高さ177mm160mm
サイズの数字は縦置き時の幅・高さです

実際の液晶サイズを測ってみると、幅は第6世代の方が4mm小さくなっていて、高さは17mmも増えています。

縦横比率が変わったのも、届くまではどうかな?と思っていたんだけど、実際使ってみると横置き時にワイド化されたことで、最近のコンテンツに対してはバランスが良くなったのかなと思いました。

重さと持ち心地について

iPad mini6とiPad mini5の比較

厚みが0.2mm増えたのは数字上ではほんの少しの差だけど、割と分厚さを感じるようになりました。手は小さい方とはいえiPad miniを片手で掴めるのですが、第5世代では薄さに加えてサイドがラウンドしていた分、掴みやすかったと感じます。

見た目には第6世代の角ばった感じの方が好みですが、単純な持ち心地だけで言うと角がなくて掴みやすい第5世代の勝利だと思います。

ただ10g程度とはいえ第5世代より軽くなっているので、やはりこの軽さは圧倒的なアドバンテージだと思います。やはり手持ちタブレットとしてはiPadシリーズの中でも圧倒的に使いやすくて、miniの軽さを知ってしまうと、AirやPro、無印でも手持ちで本を読む気にはならないくらいです。第5世代でも十分軽かったのですが、たった10gでもベゼル部分をパッと掴んで持った時に、第6世代の方が「あれ?軽い?」って思う程度には違います。これが長時間の読書では大きく変わってくるので、少しでも軽くしてくれたAppleのエンジニアは絶対mini信者なんだろうなと思ってしまう。

Touch ID

iPad mini6

第6世代からホームボタンが廃止されたので、Touch IDがiPad Air4と同じ電源ボタンに内蔵されました。僕の場合はiPad Airを所有していて慣れてるのもあったので特に違和感なく使っていましたが、ホームボタンと比べると認証の手軽さは若干落ちたかなと思います。

本体サイズを大きくせずにディスプレイサイズを上げるという中では正当進化だと思うし、デザイン的にはスッキリして良いのですが、やっぱりホームボタンって押しやすいんですよね。電源ボタンって性格上、常に押しやすい位置でなくても問題はないので、Touch IDの操作性として良いわけではないと感じます。

ホームボタンに復活して欲しいわけではないけど、出来れば次はディスプレイ内蔵型のTouch IDに期待!(出来ればFace IDも)

第5世代の時には右手か左手の親指だけ登録していれば問題なかったですが、第6世代では置き方と持ち方によって変わってくるので、両手の人差し指を登録しておくのが良いと思います。

スピーカー

iPad mini6とiPad mini5の比較

第5世代では縦にした時の本体下部で左右ステレオになる位置にしかスピーカーがなかったので、横置きで使った時の音がモノラルに聞こえてしまいAmazonのFire HD8の方が音は良いなと感じていたほどでした。

iPad mini6とiPad mini5の比較

今回の第6世代からスピーカーが上部にも追加されて、縦置き横置きともに完全なステレオになりました。第5世代と比較すると、スピーカーそのものも性能が上がっているのか、横置きで動画を見ていてもかなり音が良くなったと感じます。

ただ、2枚目の画像にあるように残念ながら第5世代にあったイヤホンジャックは廃止されました。

ボリュームボタン

iPad mini6

Apple Pencil 第2世代に対応したことで、第5世代までの場所にボリュームボタンを配置することが出来なくなったので、電源ボタンの並び(縦置きで上部)に配置されました。位置的には確かにここしかないのでしょうがないけれど、どの持ち方、どの置き方をしている時でも決して押しやすい場所ではないと感じます。

iPad mini6とiPad mini5の比較

ただ、感動するレベルで良いと思ったのは、ボリューム上下がボタンによって固定ではなく、iPadの向きによって上下がどちらになるのか切り替わります。これが変わることで分かりづらいわけではなく、「そうそう!この向きだとこっちがボリュームアップなのよ!」って直感的に分かります。

第6世代を触ってから、第5世代を触ると、横置きした時のボリュームが画面に表示されるボリュームゲージは右に行くほどボリュームアップなのに対して、第5世代のボリュームは左がアップ、右がダウン(縦にすると上がアップ、下がダウンなので問題にならない)なので、物凄い違和感を感じます。

iPad mini5

第6世代が出る前は、「そうそう逆だった」と単純に自分のミスという感覚だったのが、これはユーザビリティとして良くないと思うレベルで操作性悪く感じます。

ちょっとしたことなんだけど、これはめちゃくちゃ良いアップデートだと思うので、他のiPadでもこれを採用して欲しい。ソフトウェアアップデートで可能なのであればAir4にもぜひこれを…

USB-CとLightning端子

iPad mini6とiPad mini5の比較

やっと待望のUSB-Cに変更されました。iPhoneは自宅ではQii充電なので、自宅デスクからはこれで完全にケーブルが1種類減らせれます。iPadは全てマグネット充電に変えてるけど、MacBookに接続する必要がある時は2種類のケーブルを用意しておく必要があったので、かなり気楽になりました。後は外出中のiPhoneの充電さえ何とかなれば…

他には個人的には繋ぐものがないから恩恵はないんだけど、周辺機器への接続も幅が広がって速度も上がりました。外付けSSDでデータを転送したり、カメラのデータをiPad miniで確認するにも良さそう。

まとめ

全体的に大幅にグレードアップされて、使い勝手も良くなったので個人的には大満足です!SNSなどでの評価もかなり高いので、満足している人も多いのではないでしょうか?

ただ、第5世代と比べて出来ることに大きな差はないので、買い替え必須だとは思いません。第6世代で出来ることはほとんど第5世代でも出来ます。

これから買う人は中古を狙うのであれば第5世代でも良いと思いますし、第6世代は新品で買ってもかなり満足出来ると思います。

ただやはり、iPad miniはiPadであってiPadの括りには入らないタブレットだと思うので、一般的には無印やAirが合うと思いますし、10インチiPadが大きいと感じた人にとことんハマるタブレットだと思います。

買い替えを検討している方や、mini6が気になっている人の参考になれば幸いです!

第6世代でジェリースクロール問題が噂にはなっていますが、僕にはほとんど気にならないレベルでした。と言うよりも、進行性で悪化していくならともかく、そんなに高速でスクロールしている状態で文字や画像を凝視する必要性が無いので、個人的にはどうでも良いかな…と言う感想です。

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