バージョン15で新しくなったSafariですが、URL欄にキーワードを入力して検索すると検索ワードが省略されてしまう現象への対応策です。
目次
Safariで検索ワードが省略される条件
バージョン15でタブレイアウトがコンパクトとセパレートの2種類から選べるようになりました。
コンパクトが新しいデザインで、表示中タブの配色が逆で見づらいなど不評な点もありますが、ウェブの表示領域は1行分増えるので個人的には好みです。

ただ、このコンパクト表示でタブを多数表示している場合で、一定以上の長さの検索ワードは途中から「…」と省略されるという仕様になっています。
調べてみると、タブ数が少ない場合には省略されず通常通り検索出来るようです。

この写真ではタブを6つ表示していますが、このタブ数で「Wordpress カスタム」という長さのキーワードでは省略されていません。

そのままタブ7つに増やして同様に検索してみると検索ワードが「Wordpress カス…」と省略されてしまいました。
具体的にはSafariのウインドウサイズで、表示されるタブの幅がデフォルトよりも狭くなる場合はタブの幅に合わせて検索ワードも省略するという仕様のようです。
タブは常にたくさん開いた状態にしてしまうので(分かってくれる人は絶対多いはず!!)、検索ワードが省略されてしまうのが不便でどうしようもありませんでした。
検索ワードが省略されないように対応
検索ワードが省略されない対応策としては2点。
- タブを多数開かない
- タブのレイアウトをセパレートにする
検索ワードの省略は行わないという設定はないので、このどちらかになります。
新しい機能でタブグループというものが出来たとはいえ、タブを厳選する使い方に慣れるのも時間がかかるし、タブを多数開いているのはだいたい忙しい時なので、そういう時に限って検索ワードが省略されてイライラするというのが目に見えているので、コンパクト表示を諦めてセパレート表示にすることにしました。
タブのレイアウトの変更方法
SafariのメニューからSafari → 環境設定 → タブ を開きます。

タブのレイアウトがコンパクトとセパレートを選択出来るようになっているので、セパレートを選択。
これでバージョン15以前の表示のようにタブとアドレス欄が分割して表示されるようになり、URL欄が広がるので検索ワードが省略されることがなくなります。
まとめ
新しいデザインは最初は戸惑ったものの、コンパクトにまとまっていて割と好きだったのですが、安定して使える事のほうが重要だったので諦めるしかありませんでした。
表示する時に省略して見えるようにするのは正しいUIだと思うけど、検索ワードまで省略してしまうのは絶対に使いづらいと思うので、今後改善して欲しい点だと思います。
この記事が参考になれば幸いです!