毎日のデスクワークで肩こりがひどい人、ちょっとポジションが合わないな…と思う人、ちょっとした工夫で解消されるかもですよ?毎日使い続ける物ほど慣れてるつもりになってるけれど、実際にはちょっと身体に合ってないという事は結構多いです。毎日キーボードを打っている人はリストレストを使うと結構良いかも。

リストレスト

リストレストの種類は結構多い

パームレストという名前でも販売されていますが、素材も低反発素材、ウレタン、ウッド、ぬいぐるみみたいな物など色々あります。形状も角度がついているものや、ラウンドしてるものなど様々でどれが良いのか自分に合うのか難しいですね。

店舗で実物で試してみるのと長時間使ってみるのはまた違う

実際に店舗で試すのは良いんですが、数分使ってみるのと実際に1日使ってみるのとは全然違ってきます。店舗でちょっと試してみて良さそうに感じるのは低反発の物。柔らかいし気持ちが良い。けど長時間使っていると沈みすぎてしっくりこなかったり肌感がしつこく感じてきたり。夏は暑さを感じたり汗や脂で汚れてきたりと、実際に使ってみると不満が結構ありました。

使い心地が良かったのはウッドタイプ

使う前は硬すぎて手が痛くなるんじゃない?って思ってたけど、そもそもデスクもノートPCも手首を置く所って硬いんですよね。FILCOのウッドリストレストとかかなり良かったです。

ただ、もうちょっとここがこうだと肩が楽なんだよな…と思う部分があってリストレスト探しの旅が始まりました。

ふと思いついたのが1×4材

リストレスト

DIYで余った木を見てた時に、これってもしかしてキーボードの高さと合うんじゃね?と思って合わせてみると奇跡的に高さがピッタリ!

1×4材のサイズは、幅89mm 厚さ19mm。
FILCOのウッドレストは幅81mm 厚さ20mm。

ほぼ同じサイズ。さすがに角度をつけるのは大変だけど横幅はキーボードに合わせて好みの幅で切れば良いだけ。切るのが苦手な人はホームセンターでカットしてくれます。

色々並べて試してみて自分で一番楽だなと思ったのが、1×4材2枚分の幅。

リストレスト

手首だけじゃなく、前腕部あたりまで置けるのですごく楽。1×4材なんか1820mmのものでも300円ほど。実際使うのは40cm程度なので100円分も使わないくらい。安いし何度でもやり直しききます。

私の場合は2枚分がちょうど良かったので、これを木工用ボンドでくっつけているだけ。強度はまったく問題なし。

ちなみにホームセンターに行くと分かりますが、1×4材だけではなく、1×2材、1×6材、1×8材など、色々な幅が売ってます。コストパフォーマンスが一番良いのは1×4材ですが、他の幅が気に入ればそちらを使うのも◎。ただし、木材は反りが出てくることがあるので、幅が狭いほうが少し安心です。ちょっと知識がある方は木目を見て反りづらい物を選んで下さい。とりあえず販売しているものを見比べて反りが少ないものを使うのが良いです。

サイズが決まったらサンドペーパーで表面を滑らかにするのが◎。特に手前側の角は滑らかに。

ずっと手を置いている所なので手の脂や汗を吸うし、そのままの色は嫌いじゃないけど、私の場合はオイルステインを塗ってます。100均でも色々あるし、ホームセンターでも色々あります。カラフルにペイントして可愛くするのもあり。お好きな色でどうぞ。

リストレストに手を乗せるようになった分、デスクの高さが気になったのでデスクを1cmほど下げました。デスクの高さ調整が出来ない人は、椅子で調整するのもありだと思います。

ちょっとした小物なら物撮り用や食事の台としても便利

cheeroモバイルバッテリー

こんな感じで小物の物撮り用の台としても役立ってます。

マウス用にデスクマットを使ってるので、ラーメンなんか食べるときの台としても便利。汚れたら拭けば良いし、汚れたらペーパーかけたり作り直せば良いだけ。なんと言っても元値が安い。

まとめ

薄型のキーボードでは1×4材と高さが合わないと思います。お使いのキーボードの高さを測って丁度いい厚みの木をホームセンターで探してみて下さい。きっと見つかります。

リストレスト

既製品ってあくまである程度これくらいなら一般的に合うでしょ?ってサイズで作っているので、自分にピッタリ合うものがあるかどうかは運。リストレストに限ったことではないけれど、本当に希望にピッタリというものって実はそんなになくて、どこか妥協していたり自分が製品に自分を合わせていたりするんですよね。

リストレストも体格や癖によって楽なポジションって違うし長時間使うものなので、自分に合わせたもののほうが絶対に良いです。長期間変な体制を続けると身体歪んでくるし、たかが1cm変わるだけでも疲れ具合はだいぶ違います。

どこでも簡単に安く手に入る素材で、しかも自分で簡単に作れちゃうので、ちょうど良いサイズに仕上げていくのが良いと思います。気になる部分が出てきたら、切ったり削ったりすれば良いだけ。レザーの質感のほうが好きという方は上から貼れば良いだけ。毎日の作業が楽になると身体にも優しくて良いですよ!

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