Ryzen5 3500とCore-i5 7500のベンチマーク比較

4.0
Ryzen5 3500自作PC

今回自作PCをCore-i5 7500からRyzen5 3500に変更したので同じグラフィックボードで、ベンチマークにどれくらい差が出るのか検証したいと思います。仕事ではスペックが必要な作業はあまり無いけどゲームは多少遊ぶので、CPUが3世代ほど違うとはたしてどれくらい差が出るのか!?

換装前後のベンチマーク比較

Intel Core-i5 7500からAMD Ryzen5 3500への変更なので、マザーボードも変わってるしメモリクロックもDDR4-2400からDDR4-3200へと変わっている(容量は同じ16GB)ので純粋にCPUの差だけではない事をご了承下さい。使用グラフィックボードはNVIDIA Geforce GTX1070です。

FINAL FANTASY XIV 漆黒の反逆者ベンチマーク

中程度の重さになるFF14ですが、i5 7500 + GTX1070の組み合わせで長く遊んでいて零式や絶というエンドコンテンツにも行っているし、モブハントという大量のユーザーが集まる戦闘でも特にスペック不足を感じたことはありません。今となってはゲーミングPCの入門機でも不満なく遊べると思います。

換装前(Core-i5 7500)

Core-i5 7500 FF14ベンチマーク

換装後(Ryzen5 3500)

Ryzen5 3500 FF14ベンチマーク

フルHD・最高品質・フルスクリーンモードでのベンチマーク。スコアで約1000アップと想像よりは上がりました。平均フレームレートは97から101へ、最低フレームレートは38から45へ。ローディングタイムも各シーン毎に約1秒ずつ上がっています。

実際にゲーム内でのFPSを見ていても全体的に上がっているし、どんなシーンでもほぼ100FPSを切ることはなくなりました。

FINAL FANTASY XVベンチマーク

グラフィックが常に綺麗で重い部類になるFF15ですが、プレイに支障は無いとはいえ i5 7500 + GTX1070では標準品質でも所々で少しもたつきを感じるシーンがあります。高品質でヌルヌル状態で遊ぶにはRTX2070以上は欲しいところ。

換装前(Core-i5 7500)

Core-i5 7500 FF15ベンチマーク

換装後(Ryzen5 3500)

Ryzen5 3500 FF15ベンチマーク

標準品質・フルHD・フルスクリーンで計測したFF15のベンチマークでは「快適」が「とても快適」になったとはいえスコアが200上がっただけでした。グラフィック処理が重いゲームなのでGPU依存が高くCPUの差はそんなに出なかったのかも。

プレイ中もFPSが上がっているシーンもあるかなぁ…といった印象。

ドラゴンクエスト10ベンチマーク

とにかく軽量のMMOであるドラクエ10。CPU内蔵のGPUでも問題なく動作して、PC版が出た当初はプロデューサーがSurface Goで遊んでると言っていた記憶があります。私も当時はGTX660程度のグラボを使っていたと思うけど、それでも不満なく遊べるゲームです。今は初期に比べると必要スペックは上がっているとはいえ最軽量に近い3Dゲームだと思います。

換装前(Core-i5 7500)

Core-i5 7500 DQ10ベンチマーク

換装後(Ryzen5 3500)

Ryzen5 3500 DQ10ベンチマーク

最高品質・フルHD・フルスクリーンで計測したDQ10ベンチマーク。CPU内蔵のGPUでも遊べるくらい軽いゲームだからなのか、スコアは2700も上がりました。ただスコアが上がっても、DQ10は60FPSがMAXのゲームで換装前のスペックでも常時60FPS出ていて、PCのスペックは完全に持て余していたので換装後でもスコアが上がっただけという感じ。

CrystakDiscMark

換装前(Core-i5 7500)

Core-i5 7500 CrystalDiscMarkベンチマーク

換装後(Ryzen5 3500)

Ryzen5 3500 CrystalDiscMarkベンチマーク

ちょっと番外編でCrystalDiscMarkでSSDのベンチマーク。CPUとはあまり関係ないけど、マザーボードとメモリクロックが変更されたのでどうなるか計測してみました。4Kのほうでリード・ライトともにスコアが上昇。

IntelとAMDどちらが良いのか?

今までAMDのCPUは友人に頼まれて組まない限りは選んだことが無かったし、MacもIntelのままで良いと思っている程度にはIntel信者ですが、ゲーミングノートPCと自作PCで実際にRyzenを使ってみて「どっちでも良いじゃん」と思ってます。それくらい使用中に何も不具合を感じる事もないし、スペック的にも何の問題もありません。

予算無視でハイエンドモデルを組むのであればIntelを選ぶけど、中程度までのスペックのPCであれば価格が安いRyzen選んだほうが良いんじゃない?と思います。AMDは世代が変わってもマザーボードはそのまま使えたりするし。

最終的には好みの問題なのでIntelが好きだから選ぶのも正解だし、性能が似たようなもので安く済むんだったらRyzenを選ぶも正解です。

まとめ

2〜3世代変わると、動作クロックもコア数も違うからさすがにスコアが上がるのは分かっていたけど想像していたよりもかなりスコアは上がりました。Intelに比べるとスコアが出ずらいと言われているベンチマークもあるので、それでこの上昇率なら上出来だと思います。

FF15があまりスコアが上がらなかったのは、そもそもグラフィック処理の重いゲームなのでGPUの性能依存が高いのかも。

PCゲームに関しては、スコアが上昇したからといってもプレイ中に体感出来るほどの差は全くありませんでした。GPUへの性能依存が高いゲームや動画のエンコードに関しては、スペックアップをしたいのであればグラボを交換したほうが絶対に良いです。Geforceで2世代変わるとGTX1070からRTX3070への変更で大幅なスペックアップになるので明らかにプレイ中のFPSが上昇しますが、CPUが2世代変わっても体感出来る変化は一切ありません。ゲームで必要なCPU性能はシングルコアの周波数の高さになるので、コア数が増えた、ハイパースレッディングの有無で体感出来るほど処理速度が早くなるということは無いです。

予算に限りがあってゲーム用途をメインにPCを選ぶのであれば、CPUのグレードを落とす、安く手に入るのであれば少し古い世代のCPUを使ってでも、その分の予算をグラボに回したほうが幸せになれます。

これはSSDも同じで、M.2 SSDと2.5インチのSATA SSDではベンチマークの数字は5〜7倍ほど違うので、スコアだけを見ていると爆速になる期待をしてしまいます。ですが実際にはWindowsの起動時間もアプリケーションの起動時間もなんとなく早くなったとは感じるけど、ベンチマークのスコアほどの差は体感出来ないし、ゲーム中となるとなおさら差は体感出来ないので、SSDも価格が安い2.5インチ SATAを選んでグラボに予算を回しましょう。

いくらでも予算があるなら、10世代のCore-i9でもRyzen7でも良いけれど、一般的にはゲーミングPCにそこまでの金額は出せない人のほうが多いと思うので、コストパフォーマンスの高いRyzen5 3500を選択肢に入れるのは全然有りだと思います。

ただ、ここまではフルHDでプレイするという前提で、4Kで遊びたいのであればGPUはもちろんCPUもハイスペックなモデルを選んだほうが良いと思います。RTX3000番台でやっと4Kでも満足して遊べるようになったかな?とは思うけど、4K 144Hzのディスプレイもまだまだ高いし、個人的に現段階ではフルHDのほうが良いと思ってます。

仕事での作業に関しては、IDEやExcelなどテキストベースでの作業が多く、PhotoshopやIllustratorでもそんなに重いファイルを扱うことが無い程度なのでCore-i5 7500でもスペックを使い切るような内容のアプリケーションを使うことが無く、Ryzen5 3500に換装したからといっても処理が何か軽くなったということは当然ありませんでした。

ただ動画を制作しているような方は編集作業の軽さやエンコード時間などに明確な数字の差は出ると思います。たまに動画編集を行う程度であればRyzen5 3500でも問題ないと思うけど、頻繁に動画編集を行うような人はスレッド数が多く、ハイパースレッディングがあるモデルのCPUを選んだほうが良いでしょう。

ハイエンドを求めないのであればコストパフォーマンスがめちゃくちゃ高く、Intelと比べても全く遜色ないくらい安定しているCPUなので、なるべく安くPCを組みたいと思っている人はぜひ選択肢に入れてみて下さい!

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