AirPods Proといえば、まずノイズキャンセリングを思い浮かべる人が多いはずです。
私自身も最初は、その性能を期待して使い始めました。
ただ、日常的に使い込むほど、価値を感じるポイントは別にありました。
この記事では、AirPods Proの外音取り込みモードがなぜ手放せなくなったのかを、実体験を交えて整理します。
購入や買い替えの判断軸が、少し変わるかもしれません。
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AirPods Proの最大の魅力は外音取り込みモードにある

使い続けて感じたのは、外音取り込みモードこそが中核だという点です。
イヤホンを付けたまま、周囲の音が自然に聞こえる体験は想像以上でした。
音楽を再生していても、自分だけがBGMを持って歩いている感覚に近いです。
例えば、駅構内のアナウンスを気にして片耳を外す必要がなくなりました。
この安心感が、装着時間を一気に伸ばした理由でもあります。
ノイズキャンセリングは必要だが代替はできる
ノイズキャンセリングが便利なのは、今でも間違いありません。
電車や飛行機では、周囲の音を遮断できる効果は大きいです。
集中したい場面では、あると無いとでは快適さが変わります。
しかし、カナル型イヤホンなら物理的な遮音性も十分です。
実際、Shure SE846クラスになると、ノイキャン機能は不要でした。
外音取り込みモードでしかできない使い方がある
一方で、外音取り込みは他では代替しにくい機能です。
環境音とイヤホンの音が自然に混ざるため、装着している感覚が薄れます。
これは遮音性の高いイヤホンでは得られません。
買い物中にレジでイヤホンを外さなくて済むのは、想像以上に楽でした。
日常の細かい動作が減ることで、ストレスも確実に減ります。
AirPods Pro 3の外音取り込みは完成度が一段上がった

最新世代では、外音取り込みの自然さがさらに向上しています。
特に会話時の違和感が少なく、付けていないと錯覚する瞬間があります。
相手の声だけが不自然に強調されない点が印象的でした。
仕事中のオンライン会議でも、そのまま会話が成立します。
イヤホン越しであることを忘れる感覚は、初代より明確に進化しています。
初代から完成度が高かったが確実に良くなっている
AirPods Proは初代の時点で外音取り込み機能は完成度が高い製品でした。
当時の他社のワイヤレスイヤホンとはレベルが違うほど良く出来ていました。
それでもAirpods Pro 2、Airpods Pro 3と確実に進化していて、使うほど差が分かります。
周りに誰か持っていたら、近くにApple Storeがあるなら、ぜひ試してみて欲しいほどです。
どんな人に外音取り込みモードは向いているか
外音取り込みが真価を発揮するのは、日常利用が多い人です。
移動中や買い物、作業の合間など、頻繁に付け外しする人ほど恩恵があります。
音楽と生活音を両立させたい場合に、特に相性が良いです。
一方で、完全な遮断を求める人はノイズキャンセリング重視でも構いません。
自分の使い方を想像すると、判断しやすくなります。

まとめ|AirPods Pro 3で判断できるようになること
この記事を通して、AirPods Proの価値がノイズキャンセリングだけではないと分かります。
外音取り込みモードによって、イヤホンとの付き合い方そのものが変わります。
次に取る行動は、自分がイヤホンを使う場面を思い浮かべることです。
その中で「外さずに使いたい瞬間」が多いなら、AirPods Pro 3は有力な選択になります。
