目次
スペックをiPhone11 Proと比較
iPhone13 mini | iPhone11 Pro | |
チップ | A15 Bionic | A13 Bionic |
容量(最低) | 128GB | 64GB |
サイズ | 131.5 × 64.2 × 7.65mm | 144.0 × 71.4 × 8.1mm |
重量 | 140g | 188g |
ディスプレイ | 5.4インチ OLED 2,340 x 1,080ピクセル 476ppi | 5.8インチ OLED 2,436 x 1,125ピクセル 458ppi |
耐水性能 | IP68等級 最大水深6メートルで最大30分間 | IP68等級 最大水深4メートルで最大30分間 |
カメラ | デュアル12MPカメラシステム 超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角 広角:ƒ/1.6絞り値 2倍の光学ズームアウト 最大5倍のデジタルズーム | トリプル12MPカメラ 超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角 広角:ƒ/1.8絞り値 望遠:ƒ/2.0絞り値 2倍の光学ズームイン 2倍の光学ズームアウト 最大10倍のデジタルズーム |
ビデオ撮影 | シネマティックモード ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影 4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) 720p HDビデオ撮影(30fps) ビデオのセンサーシフト光学式手ぶれ補正(広角) | 4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps) 720p HDビデオ撮影(30fps) ビデオの光学式手ぶれ補正(広角、望遠) |
このサイズ感がやっぱり最高
やっぱり小さいiPhone良いです。最高。
iPhone11 Proに比べると横幅でたった7mm程度の差なのに、持った時の手の中への収まり具合が本当にちょうど良く、48g軽いので使っていてもかなり楽です。
ずっと使っていると48gの差は結構大きく、僕の持ち方では11 Proを長時間持っていると小指が痛くなっていたのがminiになってからはあまり感じなくなりました。
12 Proと13 Proを店舗で使った感想としては、11 Proと比較しても角が付いた分、手で持った時に横幅が大きくなったような感覚だったので、13 miniと比べるとかなり大きく重く感じるかと思います。今から購入する人は、店舗で両方触ってから決めた方が良いかも。ただ、携帯ショップや電気屋では盗難防止のアレのせいで重さとサイズの使用感って分かりづらいので、個人的には画面サイズや発色、カメラ性能を試す程度にしています。
ただ、小さいとは言え片手で全て操作できるわけではないので、あくまでも持った感覚と軽さでの優位性だと思ってもらえれば良いかと思います。
バッグ内のポケットにも収まりが良いので、収納場所の選択肢は増えました。今はスマホ&タブレットの収まりが良くて一番お気に入りのPorterのサコッシュですが、このサイズのiPhoneと iPad mini 6の組み合わせであれば、他にも使えるバッグの選択肢が増えると思います。
あと、予想外に良かったことは、ポケットに入れた時の収まり具合。自宅ではジャージやスウェットで過ごすことも多いけれど、前ポケットに入れた時の違和感がめちゃくちゃ減りました。ジーンズの後ろポケットに入れるのもすごく収まりが良いです(個人的にはあまり後ろポケットには入れないようにしてますが)。
年齢とともにかなり目も悪くなっているのですが、文字サイズに関してはあまり気になりませんでした。半日使っていたら、こんなもんだと慣れてしまった程度。逆にminiを使った後に11Proを使うと、画面でっか!ってなりましたが、0.4インチの差だからかもしれませんが、やっぱり画面が大きい方が良いなぁとは僕の場合はなりませんでした。
最低容量がアップ
嬉しかったのがiPhone11 Proでは64GBだった最低容量が128GBへと変更。(256GBと512GBは共通)データをたくさん保存したり、あまりゲームをすることも無いので64GBを選んでいて、今までそんなに困ったことは無かったけれど、128GBになったことで安心感が増えました。多くの人が128GBあれば困ることはないかも。
ただ、iPhone側に空き容量が増えたからと言ってiPhoneへの保存データを増やしてしまうと、iCloud+の保存容量が足りなくなりそう(現在は50GBコースを利用中)なので、バランスを見ながら使っていくのが良さそうです。AppleとしてはiCloud+でより上位のコースを使ってもらうための最低容量変更だったのかもしれない。
カメラについて
最短焦点距離が遠くなった(?)
同じ広角でも11 Proと比較して13 miniの方がピントが合う最短の距離が遠くなりました。アップでの物撮りは少し撮りづらくなったかも。
ただ、画質が悪くなったわけではないので、使い方次第かもしれません。幸い僕の場合はそういう撮り方が必要な写真はウェブで使う程度なので、高解像度で撮影しておきトリミングすることで対応可能なので、気になるほどではありませんでした。
マクロ撮影が今回のProでは出来るようになったし、寄った写真を撮る機会が多い人はminiや無印は避けてProにした方が良いかも。
望遠レンズが必要か
Proかminiの選択肢で一番悩ましかったのが望遠レンズがある無しだったのですが、11 Proと比較しても13 Proは望遠が2倍から3倍になっていたので、捨てがったかった部分ではあります。ただ11 Proを使っていても、望遠レンズを使っての撮影が年に2〜3回あるかどうか程度だったので、そのためだけにデイリーの使い心地を犠牲にするのは無駄かなと思い、望遠レンズは諦めました。
逆にカメラ性能優先であれば間違いなくProを選ぶべきだと思いますが、使用頻度も大事だと思うので、本当にiPhoneのカメラに求めている機能なのかどうかの見極めは大事かなと思います。年に数回程度の必要性であれば、もっと性能幅の広いミラーレスや一眼カメラを買う、もしくはレンタルする方が良いかも。
気になった部分や不満点
カメラが大きい
カメラの性能アップはありがたいし分かるのですが…やはりカメラ部分大きくなりすぎ。タピオカにも見慣れたけど、やっぱりこれがかっこいいと思う日は一生来ないと思う。目立たなくてかっこいいカメラ開発して欲しい。
汚れが目立つ
色によるとは思いますが、僕が選んだミッドナイトは指紋と埃がやたら目立ちます。背面ガラスは綺麗で良いんだけど、11Proの磨りガラスに比べると汚れが目立ちすぎ。裸で使いたいほど気に入っている背面ガラスだけど、もう少し何とかならなかったのか?と思う部分。
背面ガラスに傷がつきやすい(?)
ガラスなのでしょうがないとは思うけれど、バッグの中に煩雑に入れていたら傷がつきます。割れにくくはなっているんだろうけど、割りにくいのと傷がつきにくいのとは別問題。裸族の人は鍵や他のスマホやタブレットとの干渉が起きないようにした方が良いかも。裸族が最高!と思っているけれど、せっかくのminiにあまり傷をつけたくないし、でもこのサイズ感を大事にしたいので今回はケースではなくスキンシールでいこうかなと注文済みです。
Lightning端子
なぜまだ続けた…。iPad miniまでUSB-Cになったのに。自宅ではQi充電(MagSafeも買う予定)だから困らないけれど、外出用にLightningケーブルを用意するのがマジで面倒。14からはUSB-Cにしてください(切実)。
Qi充電ドッグとの接触が悪い
カメラ部分の突起が大きくなったからなのか、miniだから充電コイル部分と高さが合いにくいのか、僕の持っている立てかけ型のQi充電器では、ちょっと角度をずらしながら置き方を調整しないと充電が始まらないという状態になっています。充電が始まりさえすれば普通に立てかけてて充電出来ているけど、さっと置いてしまうと充電が始まっておらず、いざという時に充電出来ていなくて困ることになりそうなので、充電ドッグはMagSafeのドッグに買い換える予定。
まとめ
不満な点もあるけれど、総合的に見て今まででトップクラスに気に入ったiPhoneになっています。高機能なものはもちろん好きだけど、やはり個人的には小さい軽いは正義。指や手首の負担も少なく、普段使いには最高です。写真を撮るのは好きだけど、そんなに頻繁に撮るわけでも無いので、あくまで個人的な感想だけどiPhone11 ProからiPhone13 Proに変更していたら満足度は低かったかも。
あえて書いてもいませんが、アプリやiOSの使用感はどちらを使っていても全く気になりません。使うアプリにもよるだろうけど、今時のiPhoneだと2年くらいの差ならあまり体感出来るほどの差が無い気がします。ベンチマークの数値では当然Proの方が上ですが、iPadもiPhoneも最近の機種であれば、よほど処理の重いアプリでない限り、体感差はほとんどないと言っても良いと思います。
使用目的で必要となる部分は変わってくるので、自分の目的に合った機種を選ぶのが正解です。あると便利な機能を求めるのも間違いではないと思いますし、年に1〜2回必要になるかどうか?という機能のために日々の使用感を犠牲にするのが無駄と考えるのも正解だと思います。
店舗で触っただけでは分からないところもあると思うので、リアルな部分が少しでも伝わって1つの使用例としての参考になれば幸いです!