6月に購入したばかりのMacbook Pro 13インチにmacOS Catalina 10.15.6のソフトウェアアップデート作業を行ったのだが、どうにもならなくなり修理に出したという顛末を。
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アップデートのトラブル?
特にトラブルもなく、何かおかしそうな前兆もなく、macOS Catalina 10.15.6が配信されたのでアップデートを行った。しばらく待っていると再起動後にBoot Recovery Assistantが起動し
この起動ディスクを使用するにはソフトウェア・アップデートが必要です
と表示された。だから今ソフトウェアアップデートしてたやんと思いながらも画面内にある「アップデート」をクリックしようとしても、キーボードとタッチパッドが何も反応しないしTouchbarにも何も表示されていない。
アップデートが途中で止まっておかしくなったかな?と思って、アップデート前に使っていた外部キーボードとMagic Trackpadを触ってみると、こちらは反応するのでMagic Trackpadから操作して「アップデート」をタップ。進んだと思ったのも束の間、また再起動後にBoot Recovery Assistantが起動して「この起動ディスクを…」が表示される。何度繰り返しても同じことの繰り返しになってしまうので、諦めてディスクユーティリティを使い、SSDの内容を消去→再インストールを行うも、再起動するとBoot Recovery Assistantが起動して同じ所に戻る。
何をやってみても変わらないので、PRAM(NVRAM)リセット、SMCリセットを行うも症状は変わらず。Apple Diagnosticsを起動しようと思い、Dキーを押して起動するもハードウェアチェックの画面に進まずまた同じ画面に。
どうしようもなくなったので、Appleサポートに連絡をして事情を説明すると「修理が必要かもしれませんので、受け取りの手配(運送会社)を行うか、Appleストアに持ち込んで頂くかどちらかになりますがどうしますか?」と聞かれたので、1日でも早く修理から返ってくるにはどうしたら良いか尋ねると、ストアに持ち込んで頂いたほうが早いという事だったのだが、近くにAppleストアは無いので一番近いApple正規サービスプロバイダに予約を入れてもらって持ち込む事になった。
持ち込みと配送の両方を選ぶことは不可能
自宅から店舗まで片道2時間以上かかるのだが、迷っていても無駄に時間がすぎるだけなので、とりあえず予約した時間に到着。スタッフにまた1から事情を説明して(電話で話したんだから共有出来るようにしといてくれよと思ったけど)修理を受け付けてもらおうと思ったけど、結局その店舗での修理は不可能で、Appleの修理センターに送ることになるということだったし、直ったらまたここまで取りに来るのは大変なので、「じゃあ今日ここで預けていって修理をお願いするので、直ったらそのまま自宅に送ってもらえますか?」と聞くと、修理を受け付けた店舗でしか引き取りは出来ないらしい。ここで預けて直ったらAppleから直接うちに送るってだけの融通がなぜ通らないんだ???と思いながらも、修理後に自宅に配送するのであれば、Appleへ直接送ってもらうしかないの1点張りだったので、預けることはやめてそのまま帰ることにした。1日無駄にして往復5時間以上かけて何をしに来たんだか…
しょうがないので、もう1度Appleサポートに電話をして、やっぱり引き取りにきて欲しい旨を伝えて取りに来てもらう事に。
引き取りの予約が2日後ということでヤマト運輸のドライバーが引き取りに来てくれました。ここでもヤマトに持ち込んだほうが早いじゃんと思ったけど、それも無理らしい。
引取時の梱包は何もしなくて良くて、Macbook本体だけをドライバーに渡すとあちらで梱包してくれました。
帰ってきたMacbook Pro
何だかんだとゴタゴタがあって、Appleサポートに修理の受付を頼んでから2週間後、手元に帰ってきたMacbook Pro。
梱包はすごくしっかりされていてさすがだなぁって感じ。
開くと初期設定から。こないだ同じことしたなと思いながら、また再度初期設定。
スペックもしっかりしたWindows PCが自宅にはあるし、Macbook 12インチもあるので仕事に支障は出なかったけど、2週間他のマシンも無かったと想像したらゾッとします。Appleに限ったことではなくて他メーカーのWindowsマシンでも同じだとは思うけど、修理に1〜2週間かかってしまうのはパッケージ化されたマシンのデメリットではありますね。
何が起こっても1〜2日中には自分で修理が完了してしまう自作PCを手放すことは永遠に出来なそうです。