iPhoneやAndroidスマホで撮った写真や動画、PCやMacのデータ保存は端末にだけ保存していると、トラブルが起こった時にデータが全て消えてしまうことになるし、バックアップを取るという意識がなくても自動的に保存してくれるようになっているので、仕事での利用はもちろん、個人用とでも必須で使っていたほうが良いので、オススメできるクラウドストレージサービスをご紹介します。
目次
価格と容量
Googleドライブ | Dropbox | OneDrive | iCloud | Amazon Drive | |
無料 | 15GB | 2GB | 5GB | 5GB | 5GB |
130円 | 50GB | ||||
224円 | 100GB | ||||
250円 | 100GB | ||||
400円 | 200GB | ||||
500円 | 5GB(写真無制限) | ||||
750円 | 100GB(写真無制限) | ||||
1,284円 | 1TB | ||||
1,300円 | 1TB | 2TB | |||
1,500円 | 2TB | ||||
1,800円 | 1TB(写真無制限) | ||||
2,600円 | 2TB | ||||
3,100円 | 2TB(写真無制限) |
年払いにすると安くなるコースもあるので、使い続けるのであればお得です。
Googleドライブ(Google One)
100GB 2,500円
1TB 13,000円
Dropbox
2TB 14,400円
OneDrive
1TB 12,984円
Googleドライブ
有料サービスはGoogleアカウントから少し内容が変わって、Google Oneと名称が変更になりました。
無料で利用できる容量が1番多いGoogleドライブですが、ストレージだけではなくフォト、gmail、カレンダー、スプレッドシート、ドキュメント、スライド、Meetなど色々な機能が利用出来ます。ただし保存容量は全てのサービスのデータが含まれるので、例えばgmailで不要なメールがたまっていると無駄に容量を消費することになるので削除したほうが良いです。
Androidスマホを利用するにはアカウントが必須になってくるし、容量を追加するにあたっても価格面で一番安いので、容量追加をするのであれば一番便利で、PCとスマホとのデータ共有もとても便利です。
Google Oneでは家族との共有が5人まで可能になっているので、それぞれが容量追加するよりも安く済む場合もあるかも。
専用フォルダを自動的に同期することが出来るので、バックアップをとるという意識も必要ないし、HDD、SSDの使用容量を抑えたいのであれば、クラウド上にのみ保存する事も可能。iPhone、Androidから自動的に写真や動画の保存も可能です。
ファイルのバージョン管理も行ってくれるので、以前の状態に巻き戻すことも出来ます。
Dropbox
オンラインストレージに特化したサービスなので、どのOSにも連携しやすいアプリを提供していて、WindowsでもMacでも専用のフォルダを自動的にバックアップを保存して同期してくれます。iPhoneやAndroidスマートフォンでも写真や動画を自動的にバックアップ出来ます。クラウドのみに保存する事も出来るので、HDD、SSDの容量を消費することなく利用することも可能。
ファイルのバージョン管理も行ってくれるので、間違って上書きしてしまった場合も以前の状態に戻すことも可能です。
平均的に使いやすくて良いクラウドストレージですが、無料プランの次は2TBのプランになってしまうので、足りなくなったから少しずつ追加ということが出来ないのがちょっとつらいです。
OneDrive
Windowsと親和性の高いストレージサービスで、有料のサービスはOffice365にOneDriveが含まれる形になります。無料アカウントではオンライン版のOfficeしか使えないけれど、Office365ではダウンロード版のOfficeが利用出来るので、ExcelやWordが必須な方には一番良いサービスかも。
容量も1TBあるので、動画を大量に保存するというような用途でなければ十分だと思います。
iCloud
Appleユーザーは必ずアカウントを持っていてiPhone、iPad、Macを使っているなら必須のクラウドストレージです。端末の完全バックアップも取れるし、容量不足になったら素直にiCloudで容量追加をするのが一番良いくらい。
ただしAndroid、Windows PCの環境には全く向きません。Windows PCでも基本的な機能は使えるし、iCloud.comで一通りの機能は使えますが、iPhone+Windows PCの場合であればiCloudの無料容量だけを使って、Googleドライブや他のストレージを利用するほうが使いやすいと思います。
Appleが運営しているだけあって、Apple製品に特化したサービスです。
Amazon Drive
上記サービスに比べるとちょっと特殊なクラウドストレージになりますが、写真や動画の保存に特化したクラウドサービスになります。
データ保存も可能だけど、他のサービスのようにデータを自動的にバックアップするような機能はありません。Amazon Photosアプリを使えば写真と動画は自動バックアップ出来るようになります。このアプリが凄く良く出来ていて、googleフォトやiPhoneの写真と比べても遜色なく使えます。
有料コースはAmazon Primeに含まれるので、Prime会員であれば写真はオリジナルサイズで無制限に保存することが可能なので、とりあえず使ってたほうが良いくらい。
まとめ
使っているデバイスのプラットフォームによって使いやすさは変わってくるけれど、複数のデバイスで幅広い用途で使うのであればGoogleドライブが一押し。
Apple製品で統一しているのであれば、iCloudが最適。
写真や動画が保存出来れば良いのであれば、エンタメ要素の強いAmazon PrimeがあるAmazon Driveが一番良いと思います。