買ってすぐの頃、AirPods 5は装着感も音も気に入っていたのに、耳から落ちやすいのが気になって返品を考えました。耳に合わないまま使い続けるのは難しいと思ったからです。

約1ヶ月半、ほぼ毎日使った今も、落ちやすさ自体は変わっていません。ただ、デスクでは裸で使い、滑りやすい日はイヤーカバー、席を立つときや外出時はイヤーフック、と使い分けるようになりました。落下の不安が消えたわけではないものの、今はこの使い方に満足しています。購入直後の印象はAirPods 5の実機レビューに残しています。

項目購入直後約1ヶ月半後
装着感・落下軽くて快適。ただし落ちやすさが気になり返品を考えた快適さは変わらず、落下問題も残る。対策を使い分けている
音質想像以上。仕事中のBGMに十分評価は変わらず、気軽に音楽を楽しめている
ノイズキャンセリング高評価自宅や飲食店での印象も変わらず高評価
外音取り込み機能自体は初代Proから高評価。AirPods 5ではオフでも周囲の音が聞こえ、必要性は限定的日中はなくても困らないが、静かな夜はオン・オフの差を感じる。自然なので普段から使う
バッテリーもう少し長く持ってほしい正午ごろから使うと16時過ぎに充電を考えることがある

落下の不安は残ったまま。使い分けを覚えて満足度が変わった

AirPods 5 Gcioii AhaStyle イヤーフック比較

AirPods 5の軽さと、長く着けていても耳が疲れにくいところは、使い始めた頃から気に入っています。仕事に集中していると、着けていることを忘れることもあります。何時間か着けたあとでも耳への負担が少なく、イヤーカバーを付けても快適さはほとんど変わりません。

それでも、耳から滑りやすい日はあります。反対に、同じように使っていても気にならない日もあり、何が違うのかは分かっていません。使い続けるうちに耳に慣れて落ちなくなった、という話ではありません。

今はその日の状態や動き方に合わせています。使い方を整理すると、デスクワーク中は基本的に何も付けず、耳から滑りやすい日はイヤーカバー、席を立つときや外出時はイヤーフックです。

使う場面使い方
デスクワーク中基本は何も付けずに使う
耳から滑りやすい日イヤーカバーを付ける
外出時・席を立って動くときイヤーフックを付ける

カバーを付けても装着感が大きく変わらないので、デスクで過ごす日はこの方法で困っていません。カバーの種類や落下対策の詳しい検証はイヤーカバーの記事にまとめています。

席を立って動くときや外出時にはイヤーフックを使います。少し圧迫感は増しますが、固定感はかなり高く、安心して動けます。家で長く着ける場合と外出時とで選んだフックの違いは、イヤーフック比較記事で紹介しています。私にとって大きかったのは、フックひとつで問題が消えたことではなく、裸でも使える時間と、安定させたい場面を分けられたことでした。

音質は購入直後から変わらず、仕事中のBGMにちょうどいい

音質の印象は買った直後から変わっていません。想像していたより良く、仕事中に流すBGMとしては十分です。初代AirPods Proと同じくらいに感じますが、今は手元にないので、並べて聴いた比較ではありません。

私が気に入っているのは、音の細かな優劣だけではありません。ライブハウスやホールのほうが音は良いけれど、カフェで聴くBGMが悪いわけではない。AirPods 5は、仕事をしながら気軽に音楽を楽しむのにちょうどいいと感じています。カスタムEQでの音の違いは音質・カスタムEQ比較記事にまとめています。

ノイズキャンセリングは、自宅でも外出先でもよく効く

AirPods 5

自宅でデスクワークをしていると、近所の子どもたちの声や道路工事の機械音が気になることがあります。そんなときにノイズキャンセリングをオンにすると、どちらもほとんど気にならない程度まで小さくなり、仕事に集中しやすくなります。

道路沿いの歩道を歩くときも、車の走行音はほぼ気にならないほど静かになります。ただ、車の音が聞こえにくくなるので、交通状況を把握する必要がある場面での使用は避けたいところです。

ノイズキャンセリング特有の耳への圧迫感はほとんど感じません。自分の動作や振動に由来する音も、あまり気にならずに使えています。耳を密閉しない構造によるものなのか、ノイズキャンセリングの働きによるものなのか、理由は分かりません。周囲の音を抑えながら自然な装着感で使えるところが気に入っています。

昼食で外出したときはイヤーフックを使っています。食事中にイヤホンが外れないだけでなく、装着位置がずれることもありません。その状態でノイズキャンセリングをオンにすると、周囲の人の話し声や店内の音がかなり抑えられ、騒がしい店でも自分の世界に入れるくらい静かになります。これはフックで装着位置を保っているときの使用感で、フックが本体のノイズキャンセリング性能を高めるという意味ではありません。

ノイズキャンセリングの性能そのものはAirPods Pro 3のほうが上だと感じています。電車やバス、飛行機を利用するなら、私は迷わずPro 3を選びます。

一方、普段のデスクワークや外食ならAirPods 5でも十分に周囲の音を抑えられています。耳への圧迫感をほとんど感じず、自然な装着感のまま静かに過ごせるのが気に入っています。2機種の違いはAirPods 5とPro 3の比較記事でも紹介しています。

外音取り込みは好きな機能。AirPods 5では日中なくても困らない

外音取り込みは、初代AirPods Proを使い始めたときにノイズキャンセリング以上の驚きがありました。それまでは、イヤホンはノイズキャンセリングがなくても耳栓のように周囲の音を遮るものだと思っていました。ところが外音取り込みなら、イヤホンを着けたままでも周囲の音が自然に聞こえます。コンビニのレジで店員さんと普通に会話でき、音楽を流しながら周りの音も聞ける。日常の中でBGMを楽しめる場面が広がる便利な機能だと、今も高く評価しています。

AirPods 5は耳を密閉しないため、外音取り込みをオフにしても日中の会話に支障はありません。AirPods 5に限れば、外音取り込みがなくてもそれほど困らないというのが実感です。ただ、夜の静かな場所で虫の鳴き声が小さく聞こえるようなときは、オフにするとその声がほんの少し小さくなり、オンにすると聞こえやすくなります。耳を塞がない形でも、装着するとわずかに周囲の音が遮られるのだと感じます。これは自分の聴感上の違いです。

外を歩くときや荷物の配達を待つときには、普段から外音取り込みを使っています。オンにしても、イヤホンを着けていないときとほとんど変わらないほど自然で、違和感や不満がありません。日中は必須ではないと思いつつ、静かな環境では違いも感じられ、自然に使えるのでそのままオンにしていることが多いです。

バッテリーは夕方に気になる。実際の連続使用時間は測っていない

Qi2充電器とAirPods 5とAirPods Pro 3

バッテリーは、もう少し長く持ってほしいと思っています。正午ごろから着けていると、16時を過ぎたあたりで充電しようかと考えることがあります。

ただ、残量が空になるまで使ったことはありません。使い方や音量をそろえたテストもしていないので、連続で何時間使えるとは言えません。夕方に残量を意識することがある、という日常での感覚です。

通話品質には不満なし。仕事でPro 3を選ぶのは落下を避けたいから

AirPods 5では何度も通話していますが、通話品質に不満はありません。仕事の電話でAirPods Pro 3を選ぶことが多いのは、声が聞き取りにくいからではなく、通話中にAirPods 5が耳から落ちる心配を避けたいからです。

1台しか選べないならPro 3にします。それでも、軽い着け心地や小さなケースが気に入っているAirPods 5は、サブとしてとても満足しています。

小さな充電ケースは好き。取り出すときは少し滑る

AirPods 5

充電ケースの小ささは、かなり気に入っています。保護ケースを付けるのがもったいなく感じるほどです。きれいに貼れるスキンシールがあれば、スキンだけで使いたいと思っています。

一方で、イヤホン本体はケースから取り出すときに少しつかみにくいと感じています。取り出し方には慣れてきたものの、手が乾燥している日は今でも滑ることがあります。

アクセサリーを使うかどうかが、購入判断の分かれ目

私の場合、耳に合わない問題をイヤーカバーやイヤーフックで補えるなら、AirPods 5を使い続けたいと思えます。落ちやすいのに対策が見つからないままなら、購入しません。アクセサリーを付けずに使いたい人や、落下を許容できない人は、購入前に店舗で試してみるのがよさそうです。

店頭での試着だけで、日による滑りやすさや普段の動きまで分かるとは限りません。それでも、自分の耳に合うか確かめる手がかりにはなります。アクセサリーを使う前提で検討する場合は、イヤーカバーの記事とイヤーフック比較記事も判断材料になります。

使い方や落下対策を含めても自分に合いそうなら、AirPods 5の価格や販売情報を確認してみてください。

Bluetoothヘッドフォン、アクティブノイズキャンセリング、パーソナライズされた空間オーディオ、ライブ翻訳、USB-C充電ケース、H2チップ

不安は残っている。それでもサブとして気に入っている

AirPods 5 イヤホンカバー

約1ヶ月半使った今も、AirPods 5が耳から滑る問題は解消していません。購入直後に返品を考えた理由は、今でも残っています。

それでも、デスクではそのまま使い、滑りやすい日はイヤーカバー、外出するときはイヤーフックと使い分けることで、今は満足して使っています。

軽くて長時間でも疲れにくい装着感、仕事中に楽しむには十分な音質、自然な使い心地のノイズキャンセリング。こうした良さは購入直後から変わっていません。

もし1台だけ選ぶなら、私の場合はAirPods Pro 3です。でも、だからといってAirPods 5への満足度が低いわけではありません。むしろ、普段の仕事中に気軽に使えるイヤホンとして、かなり気に入っています。

ただし、落下対策にアクセサリーを使うことを面倒に感じる人には、同じようには勧められません。AirPods 5を購入するなら、自分の耳に合うか、必要に応じて対策しながら使えるかを考えて選ぶのがいいと思います。

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