カフェやショッピングモールなど、フリーWi-Fiが増えているので気軽に使っている人が多いと思いますが、実はWi-Fiスポットの中にはセキュリティが甘くて同じフリーWi-Fiを使っている人から送受信している内容が見られてしまうような危険性が高い物があったり、通信を傍受する目的で立ち上げているフリーWi-Fiも存在します。
仕事で使う人はもちろんですが(社内のセキュリティが高くても社外でゆるいのはよくある話)、SNSやメンバー制のサービス、クレジットカード情報など、スマートフォンでの通信は個人情報だらけなので、自分の身をを守るためにもVPNサービスは使ったほうが安全です。
目次
VPNとは?
noteに記事を掲載しているので読んでみて下さい。
普段利用しているモバイル回線や無線Wi-Fiの中に仮想の専用線を作って、通信データを悪用されないように安全性を高める技術です。以前までは企業が使うような仕組みでしたが、最近はNordVPNのような安価で導入出来るVPN専用サービスもあり、簡単に導入出来るようになりました。
NordVPNとは?
世界60か国に用意されたNordVPNサーバーをどこでも利用することが出来るリモートアクセスVPNサービスで、セキュリティがとても高く信頼度が高いVPNサービスになっています。
VPNを使うことで回線速度が落ちるかも?という不安は少しあったのですが、実際使ってみるとYoutubeで動画を見ていても途切れたことがなく、ウェブ閲覧時に速度が気になったこともないので、実用性の不都合はないと思います。通信量の制限もありません。
VPNサーバーの選択もとても簡単で、専用のアプリを使って利用したいVPNサーバーを選択するだけ。また、サーバーが世界中にあるのでその国でしか見れないコンテンツも見ることが出来るようにもなります。接続している間はブラウザだけではなく、全てのアプリケーションでVPN経由で接続されるので、難しい設定は何もありませんでした。
VPNのオン・オフもアプリ上でワンタッチです。
2年間プラン | 1年間プラン | 1ヶ月プラン | |
1ヶ月あたり | 385円 | 517円 | 1,256円 |
1回の支払い額 | 10,407円 | 6,202円 | 1,256円 |
特典 | +3ヶ月無料 |
料金は3つのプランがありますが、全て1回払いとなっています。(2年間プランは2年分を先払い)1ヶ月あたりはかなりお得にはなっていますが、自分に合うかどうかまずは1ヶ月プランで試してみるのも良いかもしれません。(購入後は自動継続になっていて、継続しない場合は設定を変更する必要があるので注意)
無料で使えるVPNってないの?
もちろん無料のVPNサービスも存在します。ただ、簡単設定してくれるようなアプリを配信しているわけではないので、自分で設定するとなるとそれなりの知識が必要になってきたり、そもそもそのVPNは安全なの??という問題も出てきます。安全にインターネットに繋ぐためにVPNを使うのに、VPNに情報を抜かれていては何の意味もありません。
iPhone・iPadの設定方法
申し込み後、App StoreよりNordVPNアプリをダウンロードします。今回はiPadで設定していますが、iPhone版でも全く同じ内容になります。
ダウンロード後、起動して購入時に設定したアカウントでログインします。
初回のみ、通知を許可設定が出るので、許可をタップ。
初めての接続なので、まずはQUICK CONNECTという青いボタンをタップ。
iPad(iPhone)にVPNの設定をインストールする必要があるのでOKをタップします。
VPNの構成を追加するので許可をタップ。
接続が成功しました。接続中は画面右上のバッテリー残量などが表示されているエリアにVPNというアイコンが表示されます。利用中、アプリはこのままバックグラウンドで起動させておき、他のアプリを利用するだけで特に何もする必要はありません。
VPNの接続を解除したい場合は接続解除の青いボタンをタップするだけです。
他の国のNordVPNサーバーを利用する
アプリの背景に表示されている世界地図はスライドして動かすことが出来るので、地図から接続したい国を探して(VPNサーバーがある場所には青いマーカーがある)青いマーカーをタップするとQUICK CONNECTのボタンが表示されるのでタップします。
初回に接続した時同様、これだけで今回は香港のVPNサーバーに接続されました。同じことが世界中のNordVPNサーバーで行えます。
まとめ
アプリを起動してタップするだけと設定が本当に簡単で、VPNの仕組みはよく分かってなくても誰でも使えるようになってるなぁと思いました。
Macでも専用のアプリがApp Storeからダウンロード出来て、流れとしてはiPad版と全く同じです。
利用料金は少しかかりますが、公衆無線LANを使う機会が多い人は導入しておいたほうが安全なので、ぜひ試してみて下さい。