出張用リュックにCote&Ciel isar、AER Travel Packを使ってきて気に入っていたんだけど、どちらも重さがヘビー級でTravel Packは機能が便利で良いけど1600g程度、isarはオシャレで良いけど1900g近くにもなってしまう。
背負った時の体感重量はそこまで感じないないけど、PeachやJetstarなどのLCCは機内に持ち込める荷物が合計で7kg以内なので、リュックの重さがネックになってしまってガジェット類をかなり絞らないとすぐ重量オーバーしてしまいリュックの容量が30L以上あっても全く活かせない状態になっていた。
容量を全く活かせないので、少し小さめなTravel Pack 2 Smallが良いかなと思ってたけど、それでも結局リュックの重さが1500gくらいになってしまって大した軽量化は出来ずに同じ問題を抱えるのは目に見えていたので、軽くて使いやすそうなリュックを探し続けて国内での販売は無いOPPOSETHIS Invisible CARRY-ON backpackにたどり着いたという流れです。
目次
外観とスペック

サイズ | H50cm × W30cm × D20cm |
容量 | 25L |
重さ | 1050g |
価格 | ¥26,724 |
見た目は一般的なシンプルなビジネスリュックってとこで可もなく不可もなくって感じ。デザイン的にはisarのほうが圧倒的に好みでワクワク感は無いです。

サイドにもグリップが付いているし、ほぼ長方形な形なのも縦にしても横にしても持ちやすく、置きやすいのですごく便利。電車で椅子に座る際も横にして膝に乗せることで邪魔にならずちょうどよく収まるので床に置かなくて済むし、カフェでベンチシートに座った時にもリュックを縦じゃなく横に置けるから圧倒的に安定して良いです。
前置きでも書いた通り、このリュックを選んだ最大の理由は1050gという軽さ。AER Travel Packと比べても600gほど軽く、ゲーミングノートPCのアダプター1つ分くらい余裕が出来ることになるので、この差はすごく大きい。
荷物を入れて計量してみると、やはり数百グラムの差はすごく大きいと感じた。7kgになるのか7.5kgになるのかは天地の差なので実際の数字が軽いのはLCCに乗るときの安心感に繋がる。逆に言うと、飛行機(LCC)に乗る機会が無い人、乗っても手荷物を預ける人は気にしなくて良いポイントだと思います。
実際に両方を触ってみると軽い理由が分かるんだけど、Travel Packやisarのほうが各部の素材が分厚かったり、明らかに重そうな生地を使っていて中に入れているものを大事に保護しようとしているんだなっていうのが伝わってくる感じ。
ただ、Invisible CARRY-ONが貧弱とか安っぽいという訳ではなく、必要最低限まで絞ったような印象。isarなんか入れすぎでしょって思うくらいに緩衝材が入ってるし、個人的にはこれくらいで十分。
バッグの中身に傷がつかない壊れないはもちろん大事だけど、旅に軽さは絶対的な正義です。
機能
持ち手は上部とサイドの2箇所ついていて縦持ち横持ち両方可能なので、手持ちしても便利で飛行機のシート上に荷物を上げ下ろしする際、飛行機を乗り降りする時も楽で良いです。

AER Travel Packにもある上部の小さいポケットがInvisible CARRY-ONにもあって、こちらは更にポケットの底にジッパーがあって隠しポケットもあるので盗難防止に良いかも。スマホや小さい財布が入れれるのでやっぱりこのポケットは便利。考えた人はほんと天才だと思う。

外側のフロントコンパートメントはTravel Packほど細かく仕切られたポケットになっているわけではないからちょっと物足りないかな?と思ったけど、常に使いたい物をほどよく収納出来て必要十分でした。ハンドタオル、モバイルバッテリーとかiPad miniはここに入れてます。夏にはUSB充電出来るモバイル扇風機もここに入れてました。明るいグレーなのも中が見やすくて黒より良いと思いました。
この手のリュックはPC収納を上から入れるようになっている事が圧倒的に多いけど、Invisible CARRY-ONが特徴的なのはPCの収納をサイドから出来ること。

最初自宅でPCを入れてみた時はちょっと入れづらいかなぁって思ったけど、実際に出張の際にカフェに入ってこの良さが一瞬で分かった。外観の所で言ったようにリュックを横向きに置くほうが圧倒的に安定して邪魔にならない上に、その状態でPCの出し入れが出来るのが本当に便利!
20〜30Lクラスのリュックでは縦に置くと、高さがある分どうしても安定度が悪い上に、椅子に座ったまま自分の横に置いたリュックからPCの出し入れはしづらいんですよね。
縦に置くとリュックの横幅分のスペースが必要になるが、横に置くとリュックの奥行き分のスペースだけで済むので隣の人をあまり気にしないで済むし、自分の真横に置いていても邪魔にならなく安心感がある。当然サイドの持ち手側にPCの収納があるので、横持ちしたまま置けばちょうど良い。
写真では見えてないけどPC用のコンパートメントは仕切りで2つに分かれていて、15インチのゲーミングノートPCの他にMacbook Pro 13インチも入ってます。15インチはそんなに余裕なくちょうど入るって感じだけど、13インチなら余裕。17インチは多分無理だと思います。

ベルトはショルダーも上部もサイドも全体的に薄め。AERやisarほど厚みやゴツさはないが、安価なリュックのような薄さではなくクッション性はあるので重い荷物を入れても痛いと感じることもなく背負心地も良かったです。背負ったときに肩ベルトと腰の部分に分配されて重量がかかる感じで、肩だけでずっしり重いって感じでもなく背負いやすいです。リュックの軽量化と背負った時、手持ちした時のバランスがすごく取れていると思う。腰ベルトはないけど、個人的には使わないから重くなるし邪魔なだけで必要ないと思ってるので問題なしです。

フロントコンパートメントの下にもポケットがあって、ここだけ表地の素材が違ってより耐水してある感じ。どこかにぶつける可能性も高い部分なので、ここに折りたたみ傘を常備してます。

メインコンパートメントもこの手のバッグでは珍しく横に開くタイプ。スーツケースのようにがばっと全面開くので収納しやすく取り出しやすく、容量25Lって小さいかなと思ったけど想像以上に荷物が入って個人的にはこれで十分でした。メインコンパートメントの蓋になるフロント側にはジッパー付きポケットがあって薄いものであればそこそこの大きさのものも収納出来ます。あまり入れる物が無いので予備のマスクとかティッシュを入れてる程度。
注文と配送について
国内では販売しておらず、公式サイト(英語)での注文になったけど日本円表記もしてくれてたので、割と注文はしやすかったです。リトアニアからの発送だったんだけど、びっくりするくらい早くて9月26日に注文して10月1日には届きました。
輸送中 | 2020/09/30 19:30 | Osaka, Japan | 施設を出発 |
2020/09/30 18:00 | Osaka, Japan | 荷物は地元エージェントに引き渡され、配達が手配されました。 | |
2020/09/30 11:12 | Osaka, Japan | 空港上屋スキャン(輸入) | |
2020/09/30 10:22 | Osaka, Japan | 施設に到着 | |
2020/09/30 9:06 | Narita, Japan | 施設を出発 | |
2020/09/30 8:16 | Narita, Japan | 施設に到着 | |
2020/09/30 3:08 | Shenzhen, China | 施設を出発 | |
2020/09/29 23:14 | Shenzhen, China | 施設に到着 | |
2020/09/29 6:12 | Koeln, Germany | 施設を出発 | |
2020/09/28 23:39 | Koeln, Germany | 施設に到着 | |
2020/09/28 21:48 | Biruliskiai, Lithuania | 施設を出発 | |
2020/09/28 17:42 | Biruliskiai, Lithuania | 空港上屋スキャン(輸出) | |
2020/09/28 17:42 | Biruliskiai, Lithuania | 発地国センタースキャン | |
出荷日: | 2020/09/28 10:08 | Biruliskiai, Lithuania | 集荷スキャン |
ラベルが作成されました | 2020/09/28 7:54 | Lithuania | 処理完了: UPSへの引渡し準備ができました |
現地の発送はUPSで、日本に到着した後はヤマト運輸が届けてくれました。関税が10%かかって、配達時に着払いのような形で支払い。
まとめ
デザイン面では普通すぎてちょっと物足りないんだけど、機能性や軽さに関しては大満足なリュックでした。容量的には何泊するかにもよるけど、夏場なら3泊分くらいの荷物は問題ないかなって感じ。
ただ最近は荷物重いのもしんどいだけなので往復の旅路ではなるべく荷物を減らしたくて、3泊以上するなら衣類や洗面グッズのような物はヤマトの往復宅急便でホテルに送るようにしてるんだけど、そのほうが圧倒的に楽で良いです。
となると、25Lはちょっと大きいのでガジェットリュック的な物でも良いかなとも思うけど、容量が小さくても結構どれも重さはそこそこあって、Invisible CARRY-ON backpackより重い物が多いんですよね。ちょっと上に羽織れる物なんかも雑に入れておくことも出来るし、容量に余裕があってもリュックが軽いから便利で良いなって感じで使ってます。
今の所は一番お気に入りの出張用バックパックになりました!