ガラスフィルムではペンシルでの書き心地が硬すぎて滑りすぎるので、前々からペーパーライクフィルムが気になってはいたのですが、画質が落ちるのが嫌でずっと試せないままでした。
今回初めてペーパーライクフィルムを貼って3週間ほど使ってみたので、ペーパーライクフィルムに苦手意識のあった目線からレビューしてみようと思います。
目次
貼り方はちょっと特殊
このフィルムにはいつも付属しているこのようなガイドはありませんでした。
ちょっと特殊な貼り方で、シール部分が二重になっていて仮貼りしながら本貼りしていくようなイメージ。難しいんじゃないかな?と思っていたけど意外と簡単に貼れて、ガイドだと1mm未満の少しのズレがどうしても出ていたのが、思い通り貼れて個人的にはこっちの方が良かったです。今までで一番完璧に貼れたかも。少し厚みもあり、ガラスフィルム同様に気泡はすぐ抜けるので簡単でした。
ペーパーライクフィルムを貼ると画質はどう?
他社のペーパーライクフィルムとは少し違うかもしれませんが、何も貼らない状態よりもガラスフィルムを貼った状態よりも粗くなった感じがあります。例えると、iPad miniで読んでいたマンガを紙の単行本で読んでいるような印象。
比較用にiPad mini5に貼ったガラスフィルムとiPad mini6に貼ったペーパーライクフィルムを光の反射が入りやすい角度で撮ってみました。
完全に好みになってしまうのですが、ガラスフィルム大好き人間のである僕個人的な感想としては「割と悪くないかも?」でした。
もちろんガラスフィルムの方が圧倒的に綺麗なので、動画を見ていても漫画を読んでいてもすごく良いです。ただ、特に漫画や雑誌に関しては単行本を読んでいるような印象と先ほど言ったように、本だとこんな感じだし別に良いんじゃない??と思ってしまった感じです。
動画を見ることに関しても、意外とそこまで気にならなかったので、このまま使い続けようと思ってます。
低反射で指紋も付きづらいフィルム
表面がザラザラしていて光が乱反射するので、かなり反射は抑えられます。全く映らないほどではないですが、ガラスフィルムと比べるとかなりぼやける感じ。
ノングレアの液晶ほどではないですが、ガラスフィルムの光沢感や反射が嫌いという人には良い選択肢かも。
実際には同じくらい付いていると思いますが、ガラスフィルムに比べて指紋が目立ちません。ガラスフィルムは元々表面がツルツルしていて綺麗なので余計目立ちやすいので、それに比べるとはるかに目立たないというイメージです。もちろん多少は何か付いているのが分かるので拭いた方が綺麗で良いですが、ガラスフィルムほど気にならないと思います。
Apple Pencilでの書き心地は紙っぽい?
一言で言うと、更半紙(ざら紙)のような質の良くない紙に書いているような感じ。個人的にはちょっと粗すぎるかなとは思いました。ただ、ガラスフィルムに書いている感覚よりは全然良くて、コツコツといういかにも硬いもの同士が触れ合うような感覚が無くなるので良いと思います。
摩擦が高く滑りづらくなっている分、ペンシルの先は摩耗しやすいと思うので使い続けてどれくらい変わっていくかは、これからも変化を見ていきます。
手触り感はサラサラしていて気持ちいい
指先で触っているとサラッとしたイメージ(感覚の話なので伝わりづらくてごめんなさい)で、ガラスフィルムのツルツル感とは全く違います。
少なくともiPad mini5で何も貼っていない状態での指の滑り心地よりは、このフィルムの方が断然好みです。
ガラスフィルムに比べると滑りづらくはなっているので、手持ちしている時に滑り落とすことは減るかもしれません。ただ、スワイプなどがで引っかかるような滑りづらさではなく操作感に違和感は全くありません。逆にこれくらいサラサラした感じの方が好きな人も多いと思います。
まとめ
iPadに対しては画質命だったので、ずっと拒み続けてきたペーパーライクフィルムでしたが、想像していたよりもかなり良くて使い続けようと思える物でした。
iPad Air4に関しては動画を見る機会が多く、光沢感のあるディスプレイが好みなのでペーパーライクフィルムを貼ることは無いと思いますが、雑誌や漫画を読んだり、ちょっとしたメモを取る機会が増えたiPad mini6には個人的には合ってるという印象です。
感覚的な部分で実物を見て、触ってみないと分からない部分も多いかと思いますが、少しでも参考になれば幸いです!