Final Fantasy 14に使用しているMMO向け多ボタンマウスのLogicool G600ですが、本体サイズが大きめな上に重いマウスです。つかみ持ちをする人の中には使っていると疲れるかもしれないので軽量化する方法をご紹介します。

G600を軽量化する方法

G600本体の内部にはバラスト(重り)が付けられています。わざわざ重くする理由って何だ??とも思うのですが、一般的なマウスと比較して横方向からの力が加わる(横ボタンのクリック)事が多いマウスなので、重さを加えることで安定性を優先したのかなという印象です。

Logicool G600 重り

ただこの重りですが、このように内部でネジ止めされているだけなので簡単に外すことが可能です。

G600の重さを計測

Logicool公式サイトの仕様によるとマウス本体のみ(ケーブル含まず)の重量が133g。

とりあえず正確に計るためにケーブルも含めた重さを計量してみます。

Logicool G600 重量

写真はバラストを外した状態のG600なので、バラストも一緒に乗せて計測。171gでした。仕様の重量から計算するとケーブルの重さが38gといったところでしょうか。

次にバラストを外した状態のG600を計測

Logicool G600 重量

143gとなりました。約16%の軽量化なのでかなり軽く感じます。

念のためにバラストのみを計測。

Logicool G600 バラストの重さ

28gですね。計算通り。バラストは2枚になっていて、本体にネジ止めされていたので戻す必要はないネジも外してあります。

Logicool G600 バラストの重さ

ちなみにバラスト1枚の重さは11g。細かい重さ調整を行いたい人は1枚だけ外すという事も可能です。

公式発表にある本体のみの仕様133gという事なので、バラストを取り外した本体のみの重量は105gとなります。RAZER NAGA Xが85g(ケーブル除く)なのでまだ20gほど重いですが、G600にはGシフトボタンもあるので機能を含めた上でどちらが用途に合っているかですね。

G600を分解して軽量化

バラストを外すためにG600本体を分解します。

Logicool G600

まずは本体底面に隠されたネジを露出させるために底面前後に貼られているマウスソールを剥がします。(綺麗に剥がせば再利用可)

マウスソールが再利用不可になった方、もっと滑るマウスソールが好みの方はG600専用の交換用マウスソールがオススメです。

Logicool G600

マウスソールが剥がれるとネジが4箇所現れるので4つとも外します。

Logicool G600

4つのネジを外し終えれば、本体が上下に開くので(ツメで止まってもいません)上下のパーツを繋いでいるケーブルを切ってしまわないようにそっと開きます。

Logicool G600

上部にネジ止めされている金属がバラスト(重り)になります。本体を重くするためだけの金属なので取り外してしまっても機能的には何の不都合もありません。

Logicool G600 重り

2本のネジで簡単に外れます。

Logicool G600 重り

バラストを取り外したら元通りに組み立てて完成です。

まとめ

FF14はG600無しではちょっともう出来ないくらい依存しているし、多ボタンマウスに慣れてしまうと他のマウスに戻れないくらい便利です。ただG600の欠点は大きさと重さなので、実際に触れる環境がある方はRAZERのNAGA XとG600の両方を一度触ってみると良いかもしれません。

機能的にはNAGA XよりG600のほうが上だと思うので、この軽量化はG600の機能は良いけど重いと困っていた方にはオススメのカスタマイズかと思います。

個人的にはマウスはかぶせ持ちでつまみ持ちをすることがほとんど無く、デフォルトの重さで困ったと感じたことはほぼありませんでした。ただ、実際にバラストを外してみると明らかに重さが違うので、これくらいの重量バランスのほうが良いなと感じます。

割と簡単に出来るカスタマイズなので、一度試してみて下さい。

ただし、本体の分解をともなうカスタマイズなのでメーカー保証は切れてしまいます。まだ保証期間が残っている方はよく考えてから行って下さい。

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