Mac配列のメカニカルキーボードはとにかく数が少ない上に、デザインがMacに合わない物が多かったけど、やっと沼から脱出して最高のキーボードにたどり着きました。
Macbookの外付けキーボードとして、以前にWindows PCで使っていたFILCO Majestouch Convertible 2 Tenkeylessを使っていたけど、やはりMac配列のキーボードが欲しくて以前から色々と物色していました。
メカニカルキーボード、英語配列、テンキーなしの3つの条件は必須で、タイピング感と見た目が好みかどうかという事が割と重要といった感じ。
Mac配列のメカニカルキーボードって本当に意外と販売されていなくて、有名なところでは東プレRealForceくらい。RealForceのタイピング感は最高でもちろん好みなんだけど、Mac用のカラーリングがどうしても安っぽく見えて好みではないのと、フレームのデザインが少し好みではなかったので敬遠していました。せめてWindowsモデルではある全て黒のモデル、もしくは全て白(中途半端な安っぽい白じゃなくてMac製品の白)があれば良いのに…
無いものを求めてもしょうがないので色々探してた結果、海外のYoutubeでKeychron K2を紹介している人がいて、見た目もなかなか良さそうだし、日本国内での販売が無いけど価格も安いので購入してみました。
目次
スペック
フレームの素材は2種類でABS樹脂かアルミニウム(ベゼル部分のみ)の2種類。
スイッチは赤軸、青軸、茶軸の3種類から選択出来て、バックライトは白かRGB。アルミニウムモデルではバックライトがRGBのタイプのみ。
本体に4000mAhのバッテリーを内蔵してあります。
物理スイッチで、Windows Android配列と、Mac配列の切り替えが可能になっていて、デフォルトではMac用のキーキャップがセットアップされているが、Windows用のキーキャップも付属しています。
Bluetoothと有線モードの切り替えが可能。
接続端子はUSB Type-C。
選んだのは、アルミフレーム+赤軸のモデルで$89と日本円で1万円程度。フレームがABS樹脂でバックライトが白なら$69とメカニカルキーボードではかなり格安。
ゲーミングの雰囲気のあるように光らなくて良いので、強いて言えばアルミフレームモデルにも白のバックライトが欲しかったかなとは思ったけど、ライトはオフにしておきます多分。
本体にバッテリーが内蔵してあって充電が出来るのも楽で良いですね。
外観
本体は黒でキーキャップは英数字キーと一部キーがダークグレー、その他のキーが薄いグレー、ESCキーのみオレンジの構成と珍しい組み合わせだけどなかなか良いです。ベゼルも細くてブランド名を誇張しているような部分もなくてすごくシンプルな作りになっています。
RGBに光らせるとこんな感じ。光り方は切り替えが可能で18パターンの中から選べます。
メカニカルキーボードだと白に光らせてもやはりゲーミングキーボードっぽくなりますね。Bluetoothで使うし、バッテリーの持ちが悪くなるしバックライトは使いません。
少し気になったのがフレームとキーの高さ。バッテリーが内蔵されているからなのかフレーム部分手元側で2.7cmあります。FILCOのMajestouchもそうだけど、一般的なメカニカルキーボードだと大体共通で2cm程度なので、手を置いたときに明らかにちょっと高いなと感じます。
今までリストレストは使っても使わなくてもどっちでも良かったんだけど、さすがにこの高さだとリストレストが欲しいかも。
全体的に高さがあるので、リストレスト無しだとファンクションキーも少し押しづらく感じます。
ファンクションキーとの間にマージンも無く、全体的にコンパクトに配置されているので縦横ともに小さく収まっています。
配置が変わるので慣れが少し必要だけど、キーボードとマウスのポジションをなるべく近くして、手の移動距離を減らしたいので、このサイズはKeychronのほうが好みです。
タイピング感と音は普通の赤軸とほぼ同じ。Majestouchに比べると少し音が高いけど、あまり気にならない程度でした。
まとめ
シンプルでよくまとまっていて、タイピング感もFILCOなどの赤軸キーボードと変わらないし良かったです。
国内販売しているキーボードなら2万円前後でも納得出来るほどなので、すごくコストパフォーマンスが高いと思います。
デフォルトではファンクションキーではなくメディアキーになっていて、fnキーと同時押ししないとF1〜F12が押せないけどキーボード側でデフォルトを切り替えることが出来なさそうなので、個人的にはアプリを使って逆にしたほうが使いやすいかも。
しばらく使ってみた感じではバックライトを使わないとバッテリーはかなり持つので、逆に充電をし忘れることがありそうなのが気をつける点かもしれません。
細かいセッティングは変更したいポイントもあるので、しばらく使い込んでみます。