スピーカー1台を2つのパソコンで鳴らしたいことや、マイク1本を2つのパソコンで使いたい時に配線をどうするか悩むことも多いと思うので、どのパソコンを使ってる時でも1セットのサウンド環境を簡単に切り替えて使える方法をお伝えします!
私の環境では自作Windows PCとMacbook Proという環境ですが、Windows2台、Mac2台という環境でも同じことが可能です。
以前はMacはMacbook内蔵のスピーカー、Windowsは外付けのスピーカーとゲーミングヘッドセット、共有で使うのはBluetooth接続出来るBOSEのSound RevolveとAirPods Proという感じでほぼ別々のサウンド機材を使っていたけど、どうせなら同じセットをどちらの環境でも使いたいと思って、少しずつシステムを変更していってました。
目次
USBオーディオインターフェイス
スピーカーと有線ヘッドホン(イヤホン)、有線マイクを共有するためにまずはUSBオーディオインターフェイスを導入しました。オーディオインターフェイス側にUSBの入力が2系統あって切り替えれるという機能があれば一番良かったんだけど、1機種くらいしかそういう物も見つけられず、しかもコロナ架でオーディオインターフェイスの在庫が全然無くて、たまたま入荷したタイミングで購入出来たのがYAMAHA AG03。
配:信をするわけではないし他に使いたいのもあったんだけど、音量調整も物理的にすぐ出来るしヘッドセットとイヤモニも簡単に挿し替える事も出来て便利なので良いです。
以前から欲しかったAG03を導入できたので、マイクはSHUREのBETA58-Xを導入しました。
USB切替器
AG03にMacbook Pro、Windows PCからUSBで接続するんだけど、最初はこの裏まで両方からUSBケーブルを引っ張ってきておいて使用マシンを替える度に繋ぎ直してました。1日1〜2回程度だからそれでも良かったんだけど、ちょっと面倒だしスマートでもないのでUSB切替器を導入。
右側の黄色いボタンが2つ付いてるのがUSB切替器。単純に使いたいほうのボタンを入れるだけのシンプルな物。デザインはあまり好きではないんだけど、背面に接続端子がまとめられていて、フロントはスイッチ類のみという仕様のものがあまり無くて、Amazonで送料込み454円と激安だったのにやりたい事は完全に出来ているのでとりあえず今はこれで。
左はCalDigitのUSB-C Pro DockでMacbook Proに繋がってます。
裏側に入力 USB-B 2端子、出力 USB-A 1端子
白いケーブルがWindows PCへ、真ん中の黒いUSB-BがCalDigit Pro Dockに接続してMacbook Proへ、左のUSB-AがYAMAHA AG03へ接続されてます。
物理的に内部で切り替えているだけの物だと思うので、USBハブを出力側に使えばマウスやキーボードも共有出来るかも?(すいません、試してないのですが理屈としてはいけるんじゃないかなと)
表のスイッチでUSB①をオンにするとWindows PCとAG03が繋がって、USB②をオンにするとMacbook Proに繋がるという仕組み。Windows側はVoiceMeeter BananaというソフトウェアミキサーをWindows 10のサウンド入出力に割り当てているおかげなのか、突然USB切替器で切り替えてもエラーが出るということは今の所無いです。
まとめ
1セットの音響機器の入出力が簡単に切り替えれるようになったので、動画を見たりゲームをしながらVCを楽しむのはもちろん、ZOOMなどでのオンライン会議もMac、Windows両方のプラットホームから高音質で出来るようになりました。その時使っているプラットフォームでZOOMの音質が大幅に変わってしまうのも嫌だったけど、2セット用意するのも邪魔だしもったいないと思っていたので良かったです。
私のようにWindowsとMacだけではなくて、Windows2台、Mac2台を使い分けている人でも同じ事が出来るので、同様の悩みをもっている人の参考になれば幸いです!