XP Penの左手デバイスで感じていた物足りなさ

使えるが満足しきれない感覚が残っていた。

XP Penでカバーしたいショートカットは一通り揃っていた。

そのため、不満というより「惜しい」という印象が近い。

しかし、使い続けるほど違和感が明確になった。

自宅据え置き用途なのに、本体が軽すぎて安定感に欠けた。

キーを押すたびに微妙なズレがあり、集中を削がれる場面があった。

XP Penのレビューはこちら
XPPenの左手デバイスは仕事で使える?実際に長期間使った評価と判断ポイント

軽さはメリットにもデメリットにもなる

XPPenは小さく軽いのがメリットでもありデメリットにもなる
私の用途では軽くある必要はなかったため、XP Penのメリットを活かすことは出来なかった。

使用環境次第で評価が大きく分かれる。

XP Penの軽さは持ち運びでは武器になる。

一方で、私のように自宅固定だと利点が活きにくい。

重くても良いから、剛性が高く、キータッチが安定する方が良かった。

軽量ボディゆえ、底打ち感や押下感が物足りなく感じていた。

ここが長時間作業では地味に効いてくる。

XP Penはテンキー用途として使いづらい理由

レイヤー切り替えが作業テンポを崩す。

XP Penでも0〜9の数字割り当ては可能だった。

しかし、そのためにはレイヤーを切り替える必要がある。

例えば、数値入力とショートカットを頻繁に行き来する作業では、

切り替え操作が思考を一瞬止めてしまう。

テンキー的に「常にそこにある」感覚が得られなかった。

Keychron K0 Maxを選んだ決定打

Keychron K0 Max
テンキーでありながら左手デバイスの要素も含んでいるのは私の用途にはピッタリだった。

結論として、テンキーとマクロを無理なく両立できた。

最終的に選んだのが Keychron の Keychron K0 Max

主要なテンキー機能を一通り備えつつ、マクロキーも9個+ダイヤルがある。

また、QMKファームウェア対応により、

すべてのキーを自由に割り当て可能で、レイヤーも4つ使える。

キー不足で悩むことはほぼなくなった。

専用アプリがない点は問題になるか

結論として、固定ショートカット運用なら支障は出にくい。

LoupedeckやXP Penのような、アプリごとの自動切り替え機能はない。

そのため、キー割り当ては基本的に固定になる。

しかし、私の作業は固定ショートカットで十分だった。

つまり、用途次第ではデメリットにならない。

もし必要なら、MacではBetterTouchToolで補完も可能だ。

重量感・キータッチ・相性の良さは想像以上だった

Keychron K0 Max
キーの色が違う以外はベースの高さも角度もSatechi SM1と全く同じと言って良いくらいシンデレラフィットだった。

結論として、操作感の満足度は大きく向上した。

重量は176.3gで、持ち運びも不可能ではない。

それでいて、剛性が高く、机上で安定する。

赤軸の静音メカニカルスイッチはキータッチが非常に良い。

さらに、Satechi SM1と高さが近く、

K0 Maxの裏に100均のコードクリップを貼ると高さがシンデレラフィットした。

バッテリーと接続面で気になる点

Keychron K0 Max
配置的に有線接続に出来なかったため、Bluetooth接続しているが、ラグもなくとても使いやすい。

結論として、使い方を選べば大きな問題にはならない。

Bluetooth接続では、一定時間でスリープに入る。

復帰時に一拍待つ点は、少し気になる。

ただし、有線接続も可能なので回避策はある。

バックライトをオフにして使っているが、

1ヶ月以上毎日使ってもバッテリー残量は約70%。

実用上は十分すぎる持ちだと感じている。

まとめ:この記事でできるようになることと次の行動

この記事を読むことで、

XP Penから別の左手デバイスへ乗り換える判断ができる。

また、テンキーとマクロをどう両立させるかも明確になる。

次に取るべき行動は、

  1. 自分がテンキーをどれだけ使うか整理する
  2. 固定ショートカットで足りるかを考える
  3. 剛性やキータッチを重視するか決める

この判断ができれば、左手デバイス選びで迷わなくなる。

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