先日Windows11にアップデートしたゲーミングノートPCのGALLELIA GR1650TGF-Tですが、周辺機器の動作状況とベンチマーク、ゲームをプレイしての動作チェックを行っていきます。AMD Ryzenの性能低下問題に関してもテストを行っているので気になる方はどうぞ!

Windows11のレビューはこちら

周辺機器の動作テスト

普段使用している周辺機器の動作チェックと、ゲーミングデバイス用コントロールアプリの動作チェックも行います。

Logicoolゲームソフトウェア

https://support.logi.com/hc/ja/articles/360025298053

少し古いLogicoolの常駐アプリケーションで、アップデートは見込めませんが、未だにFF14では左手デバイスでG13を使っているので、このアプリを使用しています。

Windows10の時にインストールを行ったので、Windows10用64bit版を使っていますが、Windows11アップグレード後もそのまま問題なく動作しております。各デバイスとの接続、キーの割当など全て問題ありませんでした。

ゲームの自動認識機能も問題なく認識してくれて、プロファイルが自動で切り替わっているので、Windows11での利用も問題は無さそうですね。

Logicool MMOマウス G600

Logicool G600

こちらも全てのボタンが問題なく認識、動作しております。Logicoolゲームソフトウェアで割り当てたキーも全て正確に認識。G13が必要なければ、新しいゲームソフトウェアのほうが更新もあるので、そちらを選ぶほうが良いかも。

Logicool 左手キーボード G13

Logicoolの左手デバイスG13も問題もなく認識、動作しました。こちらもLogicoolゲームソフトウェアで割り当てたキーを問題なく認識してます。

この辺りはドライバとソフトが動いていれば何とかなりそう。

Logicool Gamepad F310

Logicool Gamepad F310のゲームパッドもWindows10のドライバのまま問題なく動作しております。

YAMAHA AG03

YAMAHA AG03

USBオーディオインターフェースのAG03も、スピーカー・ヘッドホン出力、マイク入力とも問題なく動作しました。

特にドライバの更新はなし。

ただ、常時ではないですがスピーカーにノイズが入るタイミングがあり、これがWindows11との関連なのか、このノートPCとの組み合わせで発生するのかは今後検証していきます。

AMD Ryzen の性能問題

Windows11の公開時にはAMD Ryzenで性能がダウンするという問題が発生していました。ビルド2200.282(KB5007646)アップデートで問題は解決しているということですが、ちょうど両方試すことが出来たので、ベンチマークもアップデート前後両方とも計測しています。

Windows11 KB5007646

結果的には、FF14ベンチマークも、CrystalDiskMarkもアップデート後に改善が見られたので、Windows10時よりベンチスコアが低いということはないと思います。

ベンチマークテスト

過去のベンチマークとも照らし合わせていますが、ゲームのベンチマークはFinal Fantasy14 暁月のフィナーレを使用します。

また、AMD Ryzenが入っているゲーミングノートPCなので、KB5007646アップデート前後でもベンチマークを計測しました。

CrystalDiskMark

GALLERIA GR1650TGF-T SSDベンチマーク
Windows10 M.2 SSDベンチマーク

まずはWindows10の時に計測したベンチマークの結果はこちら。お手頃価格のゲーミングノートPCだけど、今見てもやっぱり優秀だと思います。

GALLERIA GR1650TGF-T Windows11 CrystalDiskMark
Windows11 M.2 SSDベンチマーク

Windows11アップデート後のベンチマークではReadが2330、Writeが485という結果でした。その他ほとんどの項目でスコアが下がっていました。Ryzenでの問題がSSDの速度にも影響しているとは思わなかったので、この結果には少し驚きました。

GALLERIA GR1650TGF-T Windows11 CrystalDiskMark
Windows11 ビルド2200.282 M.2 SSDベンチマーク

KB5007646のアップデート後は全項目改善が見られて、だいたいWindows10の時と同程度(誤差程度)の結果だと思います。結果的には後述するFF14ベンチマークよりもこちらのほうが深刻でした。

GALLERIA GR1650TGF-T Windows11 CrystalDiskMark
Windows11
GALLERIA GR1650TGF-T SSDベンチマーク
Windows10

Final Fantasy14 暁月の終焉 ベンチマーク

Windows11のゲーム対応状況

このゲーミングノートを購入した時は漆黒のヴィランズベンチマークだったので、今回は暁月のフィナーレでWindows11のアップグレード前後+KB5007646アップデート後の3回ベンチマークテストを行いました。

設定は1920 × 1080 最高品質 仮想フルスクリーンモードになっています。

FF14ベンチマーク Windows10
Windows10 FF14ベンチマーク

まずはWindows10でのベンチマークスコアが9985。同条件での漆黒の反逆者ベンチマークでは10352だったので、条件は少し厳しくなっているようです。

FF14ベンチマーク Windows11
Windows11 FF14ベンチマーク

Windows11アップデート後に計測したベンチマークスコアが9897。Windows10に比べると100ほどスコアが下がりましたが、思っていたよりは影響が低かった気がします。(実際にプレイしていてもあまり差を感じませんでした)

FF14ベンチマーク Windows11+KB5006746
Windows11ビルド2200.282 FF14ベンチマーク

KB5007646アップデート後は9936と少しスコアに改善が見られました。FF14ベンチマークではCPUスコアの差よりもグラフィックボードの性能差が大きく出ると思うので、AMD Ryzen 5 4600H程度ではこの程度のスコア差だったのかもしれません。

まぁスコアが悪いよりは全然良いので、この結果は満足です。

ゲームの対応について

基本的に僕がプレイしているゲームと周辺機器との組み合わせでは問題らしい問題は何も発生しませんでした。恐らくWindows11との問題は特になさそうなので、メインの自作PCもWindows11にアップグレードをおこなっても問題はないと思います。

Final Fantasy14

Windows11のゲーム対応状況
Final Fantasy14 漆黒の反逆者

とりあえず現行バージョンのFF14 漆黒のヴィランズは問題なく動作してます。G13+G600でのプレイでも特に何も問題はありません。

おそらく暁月の終焉でも問題ないと思うけど、後3週間ほどでメジャーアップデートが来るのでプレイ中の人は公式のアナウンスがあるまでは待ったほうが良いかもしれません。

2021/12/5 追記

暁月のフィナーレも特に問題なく動作してます。これからFF14用にゲーミングPCの購入を考える人はWindows11インストール済を選ぶのが良いと思います。

ドラゴンクエスト10

Windows11 ドラゴンクエスト10オンライン
ドラゴンクエスト10 オンライン

ドラクエ10はゲームパッドでの動作確認ですが、こちらも特に何も問題ありませんでした。

Steam

Steamのアップデートも、ゲームのインストールも全く問題なく動作しております。

APEX

Windows11のゲーム対応状況
APEX Legends

こちらも全く問題なし。順調に動いてます。

Gaming Centerについて

こちらはGALLERIA GR1650TGF-Tにインストールされていた、オフィスモードとゲーミングモードを切り替えたり、CPUやメモリなどのシステムモニター、キーボードのライト設定などを変更出来る管理ソフトですが問題なく動作しております。(恐らくOEMのマザーボードに付属しているソフトだと思われます。)

まとめ

書いていて記事にならないなと思うくらい、全て問題なく動作しました。あくまで私の環境とプレイしているゲームにおいてのテスト結果なので、他のゲームでは不具合が起こる可能性はあるのでご了承下さい。

もしも、このゲームをテストしてみて欲しいというご希望があれば、ご連絡くださいませ!(可能であればテストしてみます)

この記事が参考になれば幸いです!

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