買ってからお気に入りで毎日使っているWF-1000XM3ですが、普段の利用で快適なノイズキャンセリングが飛行機でどれくらいその性能が発揮されるのか、快適に睡眠が取れるのか試してきました。
テストに使った飛行機はPeach航空
関空からのフライトではボーディングブリッジを使わないので、近くで見れて迫力がありますね!
目次
出発前の機内の騒音状況
気分的なものなのか実際にそうなのか分からないですが、何となくANAやJALよりもノイズが多いような気がします。飛ぶ前から相変わらずのジェットエンジン音、搭乗中なので周りはザワザワという状況。
とりあえずフライト直前のテスト。まずはアンビエントサウンドオフ(外音取り込みオフ)、ノイズキャンセリングオフの状態。普通のイヤホンと同じ状態で音楽もなし。
高音がカットされたような感じ。「カーーー」という感じの音が「コーーー」ってなったイメージ。低音のほうが伝わりやすいという事だと思いますが、ノイキャン無しでも少し音は小さくなります。耳栓みたいな物だしね。
次にノイズキャンセリングオン。
中音もほとんど消えました。「コーーー」が「スーーー」になったような感じ。段階的に聞いてみると差がすごい。人の話し声は少し聞こえるので、完全に無音ではないです。キャビンアテンダントの声も少し聞こえる感じ。かなりノイズキャンセルが効いてるなぁという印象です。
フライト中のノイズキャンセルの効果は?
さてフライトですが、滑走路へ向かう最中のロードノイズ。特に小さな段差があるようなコツンという衝撃が少し伝わるような所では、耳からの音よりも身体から伝わる音でハッキリと分かりました。普段はあまり気にしたことがなかったけど、他の音が消えているので逆に目立って聞こえるような感じ。
フライト中はもちろんロードノイズは無いのですごく静かです。正確には無音ではない、ノイズが全て消えているわけではないですが、ここでいったんアンビエントサウンドにしてみると…
え!?こんなうるさかったの!?
って思って、本当かどうかイヤホン外してみたくらい。SONYノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3の初見レビューでも書いたんですが、ノイズキャンセルはオンにしている時よりもオフにした時のほうが効果の大きさに驚きます。
映画と音楽を聴いてみた感想としては、飛行機に乗っていると騒音が大きいからボリュームも上げたくなる所を、ボリュームを上げなくても普段の音量で十分に聞こえるという感じ。ちょうど良いボリュームで聞けるので耳にも凄く楽でした。
飛行機で試してみた感想
ファーストクラスにノイズキャンセリングヘッドホンがある意味が分かりました。
ただ、オーバーヘッド型のヘッドホンって合わないと耳が痛くなったり、人によっては髪型が崩れるから嫌という人もいると思います。
長時間装着してると肩も凝ってくるし。
現段階ではヘッドホンよりノイズキャンセリング性能も、バッテリー持続時間も劣ってしまうイヤホンだけど、見た目にもスッキリするし髪型も崩れないし、何より小さいからどこにでも持って行けるという利点がすごく大きいんじゃないかなと思いました。
外人さんが室外でヘッドホンしてるのを見るとすごく格好良いんだけど、自分がするのはちょっと照れもあるんですよね。
音は出さずにノイズキャンセリングだけの状態にして装着したまま寝てみたけど、席が快適かはまた別として普段よりはるかに気持ちよく眠れました。飛行機に乗る時は持っていったほうが良いレベルで快適なので、よく飛行機に乗る方には絶対オススメです!